香を一定の作法に則って香を聞くことを「聞香」(もんこう)という。作法の例として、香炉の扱い方を取り上げる。志野流香道では、左手の上に聞香炉をおき、親指を縁に掛け、香炉を反時計回りにまわして 灰の上に記される「聞き筋」(灰の上には形作るときに一本太い筋が作られるが、 これを聞き筋といい、この方向が香炉の正面に一致する)を自分とは反対の側へ向け、 右手を筒のようにして香炉の上に覆い、 その間に鼻を近づけて香を聞く、という作法がある。
1「香炭団」はコンロや電熱器で全体に 火が 回るまでおこしてください。 コンロの場合は網を敷くことを お勧めします。
8 香りを聞くときには、銀葉が火窓から外れることが ありますので、香炉は水平にお持ちください。
注意:終わりましたら銀葉と香木を外して炭団を取り、 灰を上下にかき混ぜて熱を冷ましてください。
注意:聞香と空薫は、それぞれに専用の灰と炭をご用意してます。 空薫には「みやこ炭・みやこ灰」 聞香には「聞香用香炉灰・香炭団」をお使いください。
画像・資料提供 松栄堂
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